理解したって、しょうがない

『世界をきちんとあじわうための本』は、読んで、理解したってしょうがない本です。すべての本に言えることなのかもしれないけれど、でも、それは、まずは、どんな本でも読んでみることが重要とか、読むことよりも、読んだあとに何をするかが重要とか、そういうことではない気がしています。本もあるけど、それ以外のものもある世界に生きているってだけ。その世界のなかで、本も読めばいいけど、それ以外のこともしたらいい。いつもやっていることとは、そういうことなので、そういうことにうまく寄り添いながら生きられたらいいなと、『世界をきちんとあじわうための本』を作ったのだし、「いつもやっていること文化センター」を開設することにしたのも、そういう理由です。

いつもやっていること文化センター

ホモ・サピエンスの道具研究会

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