「集う」ということ

イベントのために集わない。集うことをイベントにしない。今回、ON READINGでの催しを、展覧会ではなく、文化センターの開設というかたちに決めたのは、「集う」ということのうちに潜在的にあるものを汲み尽くしたいと思ったからです。


世の中は、「出会い」の場や「出来事」の場にあふれているけど、何かが違う。たまたまの「出会い」でもなく、「出来事」としての満足でもなく、そのどちらともつながっていて、そのどちらをも目的にしないかたちである人と人との関係は、いつもやっていることのなかにいくらでもあるものなのに、必ずしもうまくまわっているものとは言えなかったりするものです。文化センターの開設が、解決になるかどうかはわかりませんが、少なくとも「集う」場所をご用意し、「集う」というふるまいがあるということを指し示すことはできるので、それをしました。あとは、みなさんに来ていただくだけです。お待ちしております。


本屋さんに行くついで、 それ以上の目的は、必要ありません。

いつもやっていること文化センター

ホモ・サピエンスの道具研究会

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